パン粉・・・製造工程および機械装置3
パン生地の直接加熱にのみ電力が消費されるので、経済的である。
オシログラフによる調査によれば、パンがコンデンサーの作用をし、電気の力率を改善する効果もある。
焙焼式製パン法と電極式製パン法の内部温度の経時変化を比較してみると、焙焼式製パン法は200℃の雰囲気のオーブンに入れても、内部温度が100℃に到達するには20分もかかるのに、電極式製パン法では12分で100℃に到達する利点がある。
電極式のパンはブロックが大きいので焼成後速やかに冷却する必要がある。
これはパン粉の品質保持の上で重要なことである。
パン粉の製造に用いられる電極板は、その安全性と有用性については、パン粉業界で研究が重ねられ、さびの発生しないチタン電極板が1988(昭和63)年秋、厚生省で認可され、さびの混入しない衛生的なパン粉が生産されるようになった。