パン好きはパン粉から知ろう2
戦後、食生活の洋風化に伴い、口あたりの軽いソフトなパン粉がつくられるようになり、トンカツ、えびフライ、かきフライに発展し、外国にはない日本式洋食の代表的なものになった。
戦後、進駐軍として駐留したアメリカの軍人たちが、これらの料理法を持ち返り、外国でもパン粉付けしたフライ食品が食べられるようになった。
この料理法が、パン粉付けをして冷凍する冷凍食品に発展を遂げ、調理加工食品、外食産業などに用いられ、パン粉の消費量も増え、ベーカリー製品の残りを利用するのではなく、パン粉用のパンをつくりこれを粉砕加工する、日本式ソフトパン粉の製造法が確立され、パン粉の生産量は増加した。
パン粉はフライころもとして利用されるのみならず、ハンバーグ、ミートボールなどの練り込み用として利用され、これらの食品の物性の改良に利用される。
日本のハンバーク類の風味が優れているのは、パン粉の練り込みにあるといわれている。